自分は何者?私の発達障害レベルが軽度~中度レベルだと気づくまで

時に自分以外の人には

理解不能なことで悩むことが多かった

私の人生三十余年。

挨拶のタイミング、

いつもの仲間以外の人との

コミュニケーションの取り方、

イレギュラーな事態への対応など

独特のこだわりとプライド、

そして劣等感と共に

これまでの人生を歩んできました。

普通の人であれば簡単にできることでも

私には困難を極めたり、

時に自分でも理解不能な

行動をとることにも悩まされていました。

ただ、

私はほかの人間の人生を生きたことがないわけで

自分しか知らないわけです。

なので、

みんなこういうものなのだ

みんなが克服できているのだから

私だってできるはず

そう思って生きてきました。

だから、

今まで自分の

社会不適応具合が

まさか障害によるものだとは

思いもよりませんでした。

病院でASDである

との診断を受けた時には

「私の努力が足りないだけじゃなかったんだ…!」

このように自分の中で

拍手喝采が巻き起こったのを覚えています。

この事実だけでも驚きだったのですが、

ここ最近自分の人生の中で

第二の旋風が訪れました。

私はこれまで

普通に学校にも通っていたし、

うつ病やパニック障害を途中で患ったものの

仕事もフルタイムで行えていた。

なので、

「いわゆるグレーゾーンってやつだな…私は。」

このように思っていました。

ただ、

どうやらそうではなく

私のこだわりや生きづらさから察するに

軽度~中度レベルの

発達障害だということが

わかったのです。

そこで今回は、

健常者として何食わぬ顔で

生きていこうとしたけど30年で限界を感じ、

がっつり系アスペとして

生きていくための道しるべを見つけるまでの

由紀子ストーリーをお伝えしたいと思います。

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周りと違う…自分の謎

発達障害はとても分かりにくい障害です。

社会を生き抜く中で

”障害”となっている部分が目に見えるわけでもなく

数値で表せるわけでもありません。

けがや病気のように

どストレートに症状として

出ない場合も多いため、

私がこれまで抱えてきた

障害の特性というのは

「自分の性格のせい」だと思っていました。

例えばアスペルガーの特性として

代表的な”コミュニケーション”について。

私はある特定の場面においては

人とも問題なく話すことができるし

コミュニケーションも取ることができます。

ただ、

少しでも自分が苦手とする条件に

当てはまってしまうと、

途端にどのように言葉を

発すればよいのかわからなくなってしまうのです。

▼例えばこんな時▼

クラスの中では一番といっていいくらい

目立ちたがり屋でよくしゃべる人間だったけど

他学年の子とは話せない、

中途半端に知っている人

(友達の友達やたまにしか合わない親戚など)と

どのように話してよいのかわからない、

道ですれ違う近所の人とは挨拶できるけど

朝の集団登校の集合場所となっていた

家に住んでいるおばさんには

挨拶されてもいっさい返さない

(おそらく自分の中の何かのルールがあった)など、

独特のこだわりや障害特性の中で

生きてきたのです。

こういった

”人とうまく話せない”だとか、

”友達作るの苦手”というのは

アスペルガーではなくても

比較的誰にでも言えることで、

自分の周りにも

同じようなことを公言して

悩みとして掲げている光景を

たくさん見てきました。

なので、

私の中にあった

”対人”に対する生きづらさも

克服できるものとして

これまで努力を続けてきたのです。

おそらく私の

コミュニケーションに対する恐怖心は

対人恐怖症レベルだと思うのですが、

「上手に話せないなんて…こんな性格変えないと!」

「まだまだ努力が足りない!…喝っ!」

などと、

無駄に自分に対してスパルタになっていました。

ただ、

どれだけ努力しようとも

一向に周りのみんなと同じように

楽に会話を楽しめるようにはなりませんでしたし、

自分と同じように

人見知りで悩んでいる人を観察してみても

自分とは”人見知りレベル”が違いすぎると感じ、

孤独感を覚えることも多々ありました。

(だから「私も人見知りなんだ~」という言葉を聞いて親近感を抱いても、よくよく様子を観察してみると、「お前全然人見知りじゃねぇじゃん、普通にしゃべれてんじゃん!」そのように思って静かに憤慨していましたが、”ただの人見知り”じゃないのは周りの人ではなく自分だったわけです…笑)

できない自分に対する劣等感

そんなこんなで

「人間であればできて然るべき」

とも思っていた

会話をはじめとする

”コミュニケーションをとる”

という技術ですが、

私にとってそれを行うことは

容易なことではありませんでした。

また、

社会人になって仕事をするようになってからも

細かい部分が気になり

作業が人よりも遅いという弊害が出て来るようになりました。

「商品にゴミがついていたら不良品にしろと言われたけど、このほこりレベルのゴミっぽいのはどうなんだろう…前回は良いって言われたけどもしこれが出回って被害が出たらどのようにお詫びをすればいいんだ…」

工場で検査係をしていた若かりし頃の由紀子は、

良品・不良品の判断をするにも一苦労で、

上記のような葛藤を1日に何度も

そして毎日のように繰り返していたのです。

ただ、

それもこれもすべては自分の

努力不足、要領の悪さが原因だと思っていたので、

人一倍劣等感を抱きやすい私は

「仕事ができない自分・根暗な自分は恥ずかしい人間」

このように思い続けて精神と体力を消耗していたわけです。

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闘いを挑む畑がそもそも違っていた

ただ、

こういった人生を歩み続ける中で

徐々に「努力ではどうにもならない何か」

気づきはじめました。

その何かが

”発達障害”だったというわけです。

ASDであるという診断を受けてからは

これまで続けていた

「何食わぬ顔で一般人面をして生きていく努力」をやめ、

自分の感性を生かすような生き方を

送っていきたいと心新たにしたわけです。

つまりこれまでの私というのは

コミュニケーション能力に対して

なんの障害も抱えていない人と同じように

会話をできる事を目指すなど、

そもそも闘いを挑むフィールド自体が

違っていたというわけで

そこからは一旦離脱しようと考えたわけです。

じゃあ、

今後の私の人生どうするのか?ってことですが、

正直私は健常者の考え方を学び

そこでどのようにすれば

うまく生きていくことができるのか

だとか、

コミュニケーションの取り方を学び

円滑な人間関係を築こう

などという努力を

これから先も行っていこうとは

思いません。

こういったことは

これまでの人生の中で

既に実践済みですし、

”周りに合わせて生きることの息苦しさ”

に耐えかねてアスペ全開を決意したわけなので。

ただ、

人一倍不安が強く

こだわりも強い私が

たとえコミュ力ゼロといえど

一人で自分の進むべき道を

切り開いていくというのは困難なことです。

生きているだけで

様々な不安が降りかかってきますし

それに乗じてメンタルバランスも

崩れやすい状態と常に隣り合わせなわけです。

そこで私は

発達障害コンサルなるものを

受けることにしたのです。

自分本来の感じ方を取り戻すための発達障害コンサル

発達障害といえば
その特性から精神疾患などの
二次障害を併発しやすいため、
 
心療内科や精神科にかかるのが
一般的でしょう。
 
 
しかし私の場合は
今のところそこまでひどい
二次障害に悩まされているわけでありません。
(過去にうつ病にはかかったけどいくら病院に通えどなかなか治らなかったため自力で克服してやったぜ…)
 
 
なのでそもそも
病院にかかる理由がないわけです。
 
 
 
ただ、
 
日々感じる生きづらさや
不安感は何とかしたいと思っていたため、
 
何かしらの行動はとりたい
と考えていたわけです。
 
 
そんなところに出会ったのが
かねてから発達障害に関する
発信を行っているNEIさんのコンサルです。
 
 
NEIさんとは?と
今まさにググろうと思っている方はまずはコチラを▼
 
 
 
 
これまでも発達障害のことを
ネットで検索してみたり、
 
 
当事者の方が発信 している
ブログやYouTubeを見ることで
情報収集を行っていました。
 
 
 
そんな情報発信者の一人であり
自らもADHDの当事者であるNEI さんは
 
発達障害の人を対象にした
働き方セミナーやコンサル活動を行っており
 
そのことを知った私は
さっそくコンタクトをとったというわけです。
 
 
 
 
 
今の私が障害を抱えつつ
有意義な生活を送るために
必要だと考えていたことは
  • 障害について話せる場所
  • 的確なアドバイスを得る
  • 自分自身を知る
ということでした。
 
 
 
なので、
 
病院でカウンセリングを受ける
のでもよかったのですが、
 
これまでにも私は
何度かメンタルクリニックの
カウンセリングを受けたことがあります。
 
 
 
ただ、
 
話を聞いてもらうことは十分叶ったのですが
悩みや不安に対しては
当たり障りのない回答を告げられることが多く、
 
「ん~…なんか求めてんのと違う。」
 
このような感情を抱くことがありました。
 
 
 
 
一方NEIさんのコンサルの場合、
 
ご自身も発達障害当事者ということ、
 
これまでも仕事の中で
たくさんの発達障害の方と関わってきた
ということから、
 
障害による独特の特性だったり
言葉では伝えにくい生きづらさを
わかってもらえそうだぞと思いましたし、
 
 
 
これまで社会に適応しようとする中で
抑えつけていた”自分本来の感じ方”を取り戻していく
というコンセプトも
 
今後自分の人生を自分らしく生きていく上では必要だと感じたのです。
 
 
 
また、
 
事前に受けた説明で
「もっとワクワクする人生、歩みたくないっすか?」
このようにコンサルについて説明されたのが
私の中に引っかかったのです。
 
 
 
ただ相談場所を確保するならカウンセリングで結構、
 
同じ悩みを共有するなら
当事者会に参加すれば十分、
 
ただ、
 
これまでの息苦しい生活や
どこまで行っても自分らしさを発揮できずに
ありきたりな人生を歩むことしかできないでいた
 
そんな自分をなんとか変えたいという思いが
私の中にありました。
 
 
 
なので、
 
”ワクワクする人生”
というワードが出たあたりで
 
 
「この男はなにかやってくれそうだ…」
 
 
このように直感で感じたのを覚えています。
 
 

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コンサルで解けた自分自身の謎

 
コンサルを受ける中で
私にとって衝撃的なことがいくつかありました。
 
 
そのうちの一つについて
今回は触れようと思います。
 
 
 
それは何かというと、
 
ずっと発達障害の中では
グレーゾーンであると思っていた私が
どうやら軽度~中度レベルである
という事実が判明した事です。
 
 
 
私は現段階では
半分リタイアを試みているものの、
 
これまで必至で食らいつきながらも
普通に社会生活を送ることができたし
 
フルタイムで働くこともできました。
 
 
 
コミュ力は劣るとしても
それなりの人間関係を築くこともできたので、
 
「自分は発達障害の中でも最も気づかれにくいグレーゾーンというやつだ。」
このように思っていたのです。
 
 
 
しかし
 
コンサルをはじめて3カ月ほどが経ったとき、
 
いつも通り今後の自分の人生方針や
日常生活の相談をする中で何気なく
 
「過去にこんなことがあったんですよ~!…まったく、特性がグレーすぎてわかりにくい…!」
 
このように話したことがありました。
 
 
 
するとNEIさんは、
 
「いや、このこだわりや特性、グレーのレベルじゃないですよ…。由紀子さんは軽度~中度レベルに相当すると思います。」と仰せ。
 
 
 
 
これまでに数多くの発達障害の方と
接してくる中で、
 
 
膨大なデータベースが
NEIさんの中には備わっています。
 
 
 
 
 
 
そのデータに私の話した特性や
もろもろの経験談を照らし合わせてみると
 
由紀子 = 軽度~中度発達障害
という方程式に至ったわけなのです。
 
 
 
 

発達障害の特性は分かりにくい

 
発達障害である
ということが判明する・しない
にしても、
 
自分はグレー or 軽度 or 中度
という事実がはっきりしたにしても、
 
すぐに何かが変わるわけではありません。
 
 
 
ただ、
 
これまでに周囲からは
なかなか理解が得られない謎のズレや、
 
自分自身の中で
思うようにいかない苦しさを抱えて生きていくなかで
 
何度も努力が足りないせいだと
自分を責めてきました。
(ヒーロー系少年マンガが好きだったため、やたらと努力と根性にこだわっていた…)
 
 
 
 
ただ、
 
周りの人と同じように
仕事ができないことや
 
コミュ力が極端に低い
といったコンプレクッスの正体には
 
それなりの理由があったのだ
という事がわかっただけでも
 
私にはものすごく価値のあることなのです。
 
 
 
また、
 
自分の限界がわからずに
ついつい無理をしてしまう部分がある私は、
 
自分の障害レベルを正しく知ることで
今後の行動にもセーブがかけられますし、
 
障害とうまく付き合っていくことにも役立ちます。
 
 
 
 
 
ただ、
 
こういった事実を紐解いていくには
一朝一夕にはいかない事を実感しました。
 
 
 
発達障害の診断を受ける際、
 
病院でもしっかりと時間をとって
生活の中で感じる違和感や障害になっていることを
じっくりとヒアリングしてくれましたが、
 
正直それでは伝えきれない事がたくさんあるのです。
 
 
 
というのも、
 
発達障害の特性は
本人でも気づいていない部分が
たくさんあるからです。
 
 
 
 
例えばASDの私の場合だと、
 
人と話すときに恐怖心を抱いたり
うまく言葉が出てこない
なんてことは、
 
そもそも脳の発達に障害が
あったことが原因だなんて
思っていませんでした。
 
 
発達障害という言葉が浸透する
少し前の時代であれば、
 
人見知りの性格を直そうと
必死でコミュ力改善の書籍を読み漁ったり
話し方セミナーに参加したりしていたでしょう。
 
 
それと同じように
「これは努力でなんとかなるものだろう」
「みんな大変だけど克服してきてるんだ」
と思い込んでいたけど
 
実は自分が持つ発達障害が原因である可能性もあるのです。
 
 
 
こういった特性とも思っていなかった事を
判明していくにはものすごく長い時間を要します。
 
 
現に私は毎週みっちりとコンサルを受けているにも関わらず
 
自分が持つ障害レベルが
どんな程度なのかがわかるまでには
3ヶ月間かかりました。
 
 
半年前に
実は発達障害だった
という事実が分かっただけでも
おったまげでしたが、
 
ここへきて結構な
がっつりタイプのアスペルガー
だということがわかり、
 
過去の不可解な周囲とのズレが
走馬灯のように頭の中に映し出されたのを覚えています。
 
 
「… 謎はすべて解けた。…どうりでしんどかったわけだぜ。」
 
これまで走り抜けてきた人生を思い
このように感じたわけです。
 
 
 
 

謎が解けた今、思うこと

 
これまで周りと比べて
うまくいかなかったことの原因に
発達障害が関係していたという事実は、
 
 
人生=苦行と思っていた私にとって、
 
なぜ辛かったのか、その答えを
教えられたような気分でした。
 
 
 
しかし、自分が発達障害だとわかっても、
 
障害レベルがどの程度かを知ったとしても
 
自分は自分であることに変わりありません。
 
 
 
 
ただ、
 
これまで「 常識」を重んじるこの国で
出る杭にならぬよう
必死で自分を抑え続けてきましたが、
 
これからは抑えつけてきた
障害の特性さえもいかしつつ
 
自分の活躍できるフィールドを
探していきたいと考えています。
 
 
 
 
まさに”ワクワクする人生”を歩むために邁進中です。
 
 
 
 
当初は
「私程度の人間が病院で診断なんて…大袈裟だ…!」
 
この様に思ってなかなか
自分の中に秘められた謎を
解明するための一歩を踏み出せずにいました。
 
 
 
しかし結果的には
グレーどころか結構がっつり
障害にひっかかっていたということで、
 
今回はそんな事実のシェアでした。
 
 
 
 
毎週「これも発達障害のこだわりだったのですか…っ!」と、
 
驚き満載のNEI さんのコンサルについて
 
もうちょっと知りたいんだけど…
という方は▼こちらもご覧ください▼
 
 
 
 

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