アスペルガーのこだわりを捨てることで得られたメリットとその方法

アスペルガーといえば”こだわり”、

”こだわりが強い”といえば

アスペルガー。

こんな感じに

アスペルガーの特徴として

”こだわりが強い”ということを

多くのところで目にします。

前回の記事

⇒他人には理解できないであろうアスペルガーのこだわり

の中でも触れましたが、

ASDである私にも

少なからず他の人とは違った

”こだわり”と呼べるものが

あると感じています。

そして、

そのこだわりがあるがゆえに

日常生活の中で様々な弊害

出てきているので、

今回は

アスペ独特のこだわりを

なんとかするためには?

ということについて

お伝えしようと思います。

スポンサードリンク

こだわりが強いとどうなるか?

そもそもこだわりとは

一体どんなものなのか。

私のイメージする

こだわりとは、

”部屋のインテリアは白で統一”

とか、

”みそ汁は信州産の味噌しか使わない”

とか、

何かお気に入りや

自分が絶対的に信頼を寄せるものに対して

日常の中に取り入れているもの

という風に考えていました。

そのため、

なぜインテリアを白で統一するのか、

味噌は信州産にこだわるのか

といったことには

こだわりを見せる本人にとって

明確な理由があると思います。

ただ、アスペである私の場合、

なぜこんなことに

こだわっているのか?ということが

いまいち自分自身にも

理解できていない部分があります。

例えば、

いつも使う食器は白か薄目の色のもの、

スプーンは持つところに絵柄があるタイプのもの、

仕事のシフトは朝~ランチタイムじゃなきゃ嫌だ、

食事の時に納豆は中盤あたりに食べたい、

などなど、

自分で文章に起こして

改めて眺めてみても

超絶どうでもいいな…!と

思えるようなこだわりの数々と

なっています。

ただ、

このようなこだわりがあると

日常においても少なからず

弊害が起こってきます。

どんなことかというと

いつも使っているスプーンが見つからない場合、

他にも代用できるスプーンはあるのに

お気に入りのものを探し続けるため時間の無駄だし疲れる。

食事の順番が明確に決まっているため(私の場合はサラダ→納豆ごはん→メインディッシュ)、

パスタやスープ系のものを食べるころには

既に冷めていてあまりおいしくない。

朝から昼の時間帯でシフトを

入れてもらおうとしても、

その時間帯は働ける人が

たくさんいるため

思うように労働時間を稼げない、

また、

少し時間をずらせば

他にも良い仕事はあるのに、

こだわり条件から少しでも外れている場合は

完全スルーするため

良い仕事にめぐり合うチャンスも減る、

などなど。

食事の順番くらいなら

特に生きづらさや

重大な問題にまでは発展しないかもしれませんが、

この順番を変えようとすると

言いようのない”不快感”が

私に襲ってきます。

友達とパスタ屋さんへ

ランチに行った時も、

サラダを食べきった後じゃないと

パスタを食べたくないため、

注文後、サラダとパスタが

ほぼ同時提供される店では

ドリンクは食後で!と同じ要領で

パスタはサラダの後で!と、

店員に頼もうかどうしようか

本気で悩んだほどです。

また、

ここ最近の私の中の

超重要事項というのは

バイトのシフトです。

私は現在、

回転寿司屋でアルバイトをしているのですが、

店長が

「人が足りない足りない」と言ってる割には

私が面接のときに希望した、

9:00~15:00前後での

シフトにはなかなかフルで

入れないという状況が

発生しています。

この寿司屋では

他にも大勢のバイトが

所属しており、

私はまだ

シフトに多く入れているほうなのですが、

それでも他の主婦の方や

高校生・大学生といった

家族と協力して生きていける

という立場ではない(アラサー独身一人暮らし…)ため

どうしても

ある程度の労働時間の確保は

必要になってくるというわけなんです。

「だったら9時~3時といわずにフルタイムで働けよ!」

ってなると思いますが、

これまでの経験上、

フルタイムで働くと

かなりの確率で

適応障害を発動する可能性があるため、

そんな決断は恐ろしくてできません。

なので、今の私には

働く時間の許容範囲を

夕方~夜とか、

ランチ後~夕方までとかに

広げていくという必要が見込まれます。

子供を抱える主婦さんや

平日の日中は授業のある学生さんと違い、

自分の時間はすべて自分のものである私は

言ってしまえばいつでも働けるわけです。

暇なわけですから。

ただ、

ここで私の選択肢を阻んでくるのが

”こだわり”なわけです。

▼併せて読みたい▼

⇒短時間でもなるべく単価の良い仕事をゲットするために私が登録したおすすめ派遣会社

こだわりを捨てるのは容易ではない

「そんなこだわりとっとと捨てちまえよ~!」と、

自分でも思ってみたり、思わなかったり…。

こだわりを捨てられれば

私の選択範囲は大幅に広がりをみせます。

人気のない時間帯のシフトで

安定した労働の確保ができたり

パスタも温かいうちにおいしく食べることができるので

自分の中の満足度もUPします。

ただ、

先ほども記した通り

自分自身にもなぜそんなことに

こだわっているのか理由がわからないのです。

こだわりの理由として

しいて言うならば

何となく過去のトラウマであったり

日々の安心感を得るために

慣れ親しんだこだわりに

とらわれているということが

考えられます。

ただ、

自分が日ごろから

こだわっている部分を

捨てようとすると

猛烈な不快感や不安感に襲われるため、

いつもと違うような選択をする

ということをついつい避けてしまうのです。

とあるきっかけでこだわりを捨てるチャンス到来

使う食器であったり

食べる順番に関しては

いつもと同じように行かなかったときに

若干のストレスを抱きますが

そこまで大きな日常の

障害にはなっていません。

なので、

こういったことにこだわっている

と分かった時点で

特に何とか改善しようとは

思わなかったのですが、

働く時間に関しては

なんとかしないとな~と

ここ最近思っているわけです。

寿司屋のバイトをはじめて1カ月が経ちました。

この1か月間働く中で

私の労働範囲外である

ランチすぎ~夕方までの時間帯で

人手が足りないというのは知っていました。

ただ、

その時間帯にシフトを入れてもらう

ということに対して、

どうしても踏ん切りがつかず

「与えられた時間で働くしかない、もしさらにシフトを削られたら他のバイトを探そう…」

このように考えていました。

しかし、ここ最近

働く時間に対するのこだわりから

脱却できそうな

兆しが見え始めてきました。

どんなことがあったかというと、

あの店では

私がちょうど帰るころから

人手が足りなくなるため、

2時間~3時間ほど

残業を頼まれることが

度々ありました。

「毎日7時間も働いたら鬱になるけど、たまになら働いてもいいか。」

そう思って

ランチ後も残業をしていると

あることに気づくのです。

「…この時間帯はなんと穏やかに仕事ができるのだ…。」

そうです。

思いのほか働く人を

確保するのが難しい

ランチタイム終了~ディナーピーク前

の時間帯というのは

働きやすいではないか…!ということに

気づいたのです。

普通の人であれば

ちょっと考えればわかることなのですが、

空想壁がある割に先を見通す

想像力が欠けている私には

ランチタイムのあわただしさが

営業時間中ずっと続くように感じられていたのです。

また、

経験したことのない時間帯で

働くということに対し、

異常な不安感を抱いていた私は

”午後の穏やかな一時”を残業によって

経験するまで、

どこぞに潜む地雷を踏まないためにも

近づかないのが一番

というように、

今まで自分が経験していない

未知の世界は避けて通ろうという

無駄な危機回避能力が働いたために

選択範囲を狭めていたというわけです。

スポンサードリンク

こだわりを捨てることで見えてきたもの

つい先週までは

「絶対ランチタイムしか働かないっ!!!」

と決めていたけど、

それ以外の時間帯に

ちょっとでも働いてみることで

これまで自分が抱いていた

不安感とは裏腹に

様々なメリットが見えてきました。

ランチのピークが過ぎたこの時間

というのは、

お客さんが少ないということもあり

従業員の数自体も少なく

あれこれ指示を出してくる人も

休憩に出ていて非常に働きやすいということ。

また、

心配性な私は必要な材料の

補充も完璧にしておかないと

気が済まないのですが、

ある程度時間に余裕のある

ピーク外の時間帯であれば

忙しさにパニックを起こすことなく

余裕で身の回りを整えることもできるのです。

これらのことを踏まえて考えると、

意外にもこの時間帯に

働くというのは自分に合っているのでは?

ということが見えてきたのです。

経験していないこと、

目で見える範囲外のものを

想像することが苦手な私にとって、

自分の中のこだわりを捨てる

ということは

実際にいつもとは違う行動を

してみるとどうなるのか?を

試してみることが

重要だったのだな

感じています。

そうすることで

自分がこれまで思っていたほどの

不安を抱く必要がないこともわかりましたし、

それによって選択肢が増え、

生活の危機も回避できるかもしれません。

こだわっていた時間以外にも

ちょっとだけ働いてみる

というスモールチャレンジを行ったことで

シフトは絶対朝~ランチタイムがいい!!

というこだわりは

なんとか捨てることができそうです。

なので早速店長に

「朝~夕方までは働けそうです、どうぞお好きにシフトを組んでください」

と、伝えようと思います。

スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする