他人には理解できないであろうアスペルガーのこだわり~私の場合~

アスペルガーについて

調べていると

こだわりが強いという特徴が

あるということをよく見かけます。

”こだわり”という言葉からすると

「ワインはどこどこ産のものじゃないと飲まない」とか、

「スポーツウェアはどこのブランドに限る」とか、

なにかを選択するときに

絶対的に譲れないものが

本人や周囲の人から見ても明らかだ

というイメージを持ちます。

ただ、

アスペ当事者である私の場合、

「こだわりが強いという特性」

があると知ったとき、

果たして自分には

表立ってわかるほどのこだわりが

あるだろうか?と

少々疑問に感じました。

何か食材を買う時に

特に産地にこだわることもないし

ひいきにしているブランドもない、

なので

”こだわり”という部分に関して言うと

自分には当てはまらないかも…

と思っていました。

しかし

アスペ発覚後、

自分自身をよく観察してみると

ポツポツと自分ならではの

”こだわり”が見えてきたので、

今回はアスペルガーである

私のこだわりについて

シェアしていきたいと思います。

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アスペルガーのこだわり

当初の私は

「こだわりって一体何なんだ?」って感じで

自分自身にも

よくわかっていませんでした。

アスペあるあるですが、

あいまいな表現がよくわからない

という特徴があるようですが、

私にとっては

”こだわり”という言葉自体が

あいまいというか、

はっきりとしないような

ぼんやりとしたイメージだったため

自分の中にあるどういった部分が

”こだわり”に当てはまっているのかを

認識するまでに

だいぶ時間がかかりました。

⇒寿司屋のバイトで分かった発達障害の凸凹 アスペ由紀子の場合

こだわりをこだわりだと思っていない

自分のこだわりを

認識するまでに時間を要した理由として、

そもそも私自身が

こだわっている部分を

”こだわり”とは思っていなかった

からじゃないかと思っています。

というのも

自分にとっては当たり前のこととして

考えてきた部分が多くあり、

「私はこのことにこだわっている」と

自覚すらしていなかったということが、

今になって振り返るとよくわかります。

ではここで

私の中にあるこだわりのいくつかを

披露していきたいと思います。

▼併せて読みたい▼

>>【発達障害】短時間勤務でも生きていくために私が身につけたスキル

アスペルガー由紀子のこだわりはこんな感じ

自己観察を進める中で、

私には時間に対するこだわり

使うものに対するこだわり

大きいなと感じています。

【私のこだわり】

  • 休みの日は19時前には家に帰りたい
  • 仕事は朝からのシフトじゃないと嫌だ
  • お昼ご飯はなるべく12時までに食べ始めたい
  • コップや食器はいつも同じものを使う

いたって健全な学生時代を

送ってきた私は、

高校生のころまでは

夜の19時までに帰らなきゃ!!なんてことは

微塵にも思っていませんでした。

しかし、

社会人になってからというものの、

夜の時間帯に

家に帰れていないということに対して

ものすごい不安感を感じるようになりました。

理由は自分にも

よくわかりませんが、

おそらく学生時代のころ

夜遅くまで友達の家で遊んでいたときに

19時頃になると親から

「早く帰ってこい」

「何時に帰ってくるんだ?」

といったような連絡がきたことにより

「19時になったら家にいなきゃいけないのか」

と、自分の中にインプットされたのか

もしくは

19時に家にいれば安心である

ということが自分の中に

刷り込まれた結果かもしれないと自己分析しています。

それプラス、

社会に出て働くようになり、

アスペの私は

職場という小さな社会の中では

うまくいかないことだらけの

苦労続きの人生で、

休みの日はできるだけ体力を

消耗しないようにと

出かけたとしても

なるべく早い時間には

家で休息するのが一番である

という自分の中のセオリーが

築かれたのでは?と考えています。

なので

ここ最近の私の休日はというと、

学生の頃のように遊んでくれる

友人もいないため

日中お決まりのショッピングセンターを

ウロチョロし、

14時頃になったら

「そろそろ帰らなきゃだな」と思いつつ

食材などの買い物を済ませて

15時半頃に帰路につく

といった感じになっています。

19時までとは言いつつも

17時までには家に帰って風呂に入り

18時にはYouTubeのおすすめ動画を見ながら

晩酌をするというのが

ここ最近のお気に入りです。

こんな感じの休日を過ごしているため、

夕食の時間帯も

早めのスタートになります。

特に趣味もなく

楽しみといえば食べること

という由紀子にとって、

一日のメインイベントは

ディナータイムです。(といってもアスペだから食べるものもいつも大体同じ…)

一番の楽しみである夕食時間帯には

なるべくお腹を空かせていたいので、

私の2つ目のこだわり

「お昼ご飯は12時までには食べ始めたい」

が出てきます。

小学校や中学校の頃は、

12時30分~1時頃からの

お昼ご飯スタートでも

何の問題もありませんでしたが、

年齢を重ねた由紀子の胃腸は

なるべく消化の良いものを

早い時間帯に食べないと

夜までお腹が減らない

という事態に陥ってしまいます。

なので、

休みの日など

自由に昼食の時間を調整できる時には

11時前にお昼を食べ始める

ということもよくあります。

しっかりと早い時間帯に

ランチがスタートできればよいのですが、

それが12時を過ぎてしまったり

ましてや13時代になったりしたら

頭の中はパニック状態です。

「ヤバい!!こんな時間帯にお昼を食べたら夜お腹減らないじゃん!!」

だったら食べなければいい

という話なのですが、

家族や友人とランチをとる際には

自分だけ食べないという選択肢は

そもそも私にはありませんし、

和を乱すのも嫌なので

心の中で冷や汗を流しながら

なるべく胃腸に負担のかからないうどんなどをチョイスし、

昼食をとるという場面もあります。

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仕事に関するこだわりは生活に関わる…

ただでさえできることとできないことが激しい

発達障害の私は、

能力の凸凹にプラスして

こだわりを発揮すると、

生活基盤が危ぶまれる事態にも

繋がってしまいます。

どういうことかというと、

私のこだわりには

仕事は朝からのシフトじゃなきゃ嫌だ!

絶対に嫌だ!!というのがあります。

ただ、

できることならば

9時~5時で働きたい

というのが

多くの人間にとっての

共通の理想であると思うので

このこだわりは

特には珍しいものではないかもしれません。

ただ、私は今

某大手寿司チェーン店で

アルバイトをしているのですが、

そこではこれまで

主に私が働いてきた職場のような

固定シフトではなく、

店長がそれぞれの従業員の

希望に合わせて

毎週シフトを作るという

久々のアルバイトらしい

バイトをしているため、

多くの人が働きたいと考えている

朝~ランチタイムの時間帯は

シフトに入るための競争率が

非常に高くなります。

こういった場所でのバイトといのは

高校生や大学生、

主婦の方々が多く働いているため

昼しか働けない、授業がない時しか働けない、

というように

時間的拘束がある人が

多く働いているように感じます。

そこで私は

主に旦那さんやお子さんが

会社や学校へ出かけている

昼の時間帯に働きたいという主婦の方たちと

シフトの取り合いをするわけなのです。

主婦の方々は

この時間じゃないと働けない

というれっきとした理由がありますが、

独身謳歌中の私は

朝~ランチの時間帯に働く必要は

そもそもありません。

どうせなら

人がいない時間帯を狙って

シフト希望を出せば

安定して勤務時間をゲットするのは

容易かもしれませんが、

時間的拘束がない代わりに

私には”こだわり”があります。

そのため、

どうしても朝~14時くらいまでじゃないと

シフトに入りたくないのです。

▼併せて読みたい▼

⇒やっぱ固定シフトか?と思って登録した派遣会社 大手の安心感半端ないよ、リクルートスタッフィング

これまでずっと

固定シフトの仕事をしてきたため、

特にこういったこだわりが

弊害になることはありませんでしたが(そもそもこの時間帯じゃないと働きたくないなんて気づいていなかった)、

変動型のシフトになってくると

昼間しか働きたくない

という融通の利かない部分が

邪魔になってくるのです。

バイトをはじめて1カ月。

はじめのころは

希望の時間にシフトに入れてくれている

感じでしたが、

ここ最近では

思うように希望のシフトに

入れない状況が続いています。

「おい店長!8時~14時で働きたいって言ったのに何で10時~14時までしか入ってないんだ!」

「週5で働きたいって言ったのに今週は3日も休みがあるぞ!来月家賃払えないじゃないか!」

と、心の中で文句を言いながら

張り出された次週のシフトを見ては

焦りと不安を抱える羽目になっているわけです。

▼併せて読みたい▼

⇒【発達障害】アスペルガーの私ができること、できないこと

融通の利かない”こだわり”

シフトに関しても、

使う食器にしても、

お昼を食べる時間にしても、

他人からすれば

「こんなのどうだっていいじゃん」

と思う事でしょう。

また、

こだわっている部分が

うまくいかなかったら

うまく調整すればいいじゃん

と、普通であれば思うかもしれません。

「人生うまくいかないことだらけ。こういう日もあるさ!」

という、楽天的な言葉を

よく聞いたりすることもありますが、

私にとって

日々のルーティンであったり

こだわりが侵害されてしまうと

それはすなわち

「イレギュラーな事態の発生」

となります。

いつもと違う状況に直面した際、

どのように行動を起こせばよいのか

臨機応変な対応が苦手な私にとっては

どうすればよいのかわからなくなります。

また、

別にこのくらいのことは

こだわらなくてもよいか、と

遅い時間まで出かけていようと

試みたり、

いつも使っているスプーンが見つからず

別のデザインのものを使おうと試みたり、

シフトをランチタイムからずらして

入れてもらおうと試みたりすると、

自分の中で

言葉に言い表せないような

不快感が沸き上がってきます。

私が考えるに

この不快感というのが

誰もが抱くこだわりと、

発達障害の特性としての

こだわりの違いであると

自分では思っています。

そのため、

自分でもなんでこんなことに

こだわっているのか

というのが説明できない事の方が多いですし、

何となく嫌だから

ずっとこれを使い続けている

というように、

そもそもこだわりを

こだわりと思わずに

当たり前のことと思っている場合も多いため、

私はそもそも自分の中の

こだわりがわかりませんでした。

なので、

たとえ他の人とちょっと違う

こだわりがあったとしても、

それが表面化せずに

障害となっていない場合には

問題ないのですが、

社会生活を送る中で

生きづらさにつながる場合もあるわけです。

私の場合、

働く時間は朝~じゃないと嫌だ

というのは、

これまでの働き方であれば

むしろ当たり前のことだったため、

特に障害にはなっていませんでした。

しかしここへ来て、

他のバイトの人との

兼ね合いがあることから

思うようなシフトに入れずに

どこかで妥協しなければ

生活費を稼ぐのもままならない

という状況になってくるのです。

普通の感覚であれば、

「朝~ランチタイムにシフト入るのが難しいなら夕方~夜にしようかな」とか、

「他にバイト探そうかな」ってなると思います。

ただ私の場合だと、

もともと朝から働きたいと思っていた所へ

お昼過ぎからシフトに変更ということを

想像しただけでも、

なんだか不安になりますし

夜まで働くなんてもってのほかです。

それでいて、

過去に転職回数9回、

細々としたバイトを含めると

経験した仕事の数は十数個以上

という私にとって、

自分がストレスを抱えずにできる

仕事を探すこと自体が

リスクになってしまいます。

(経験職種は多いが、まともにこなせた仕事は3つくらい…。)

ただ、

「あれもだめだ…、これもだめだ…!」

と考えていると、

非常に生きづらくてしょうがないです。

しかも、仕事のこととなると

生活もかかってくるため

「面倒だけど何とかしないとな~…」

と、最近では試行錯誤しているわけです。

その試行錯誤している内容に関しては

今後改めて記事にまとめたいと思うので

次回以降に乞うご期待ください。

(やる気が出たら書くよ~w)

今回は、

アスペルガーといえば

”こだわり”ということで、

ここ最近気づいた

自分のこだわりについて

お伝えしてきました。

正直、これが俗に言われている

アスペのこだわりなのか?ということに関して、

自分でもよくわかっていませんが

とりあえずこんなことがあるよ~

というシェアになりました。

たぶん、これは

自分の中のほんの一部のことなので、

まだまだ気づいていないこだわりとかは

あると思うので、

引き続き自分観察を続けていきたいと思います。

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