大人の発達障害でも職場で楽に生きるために~自分の障害を認識する~

今の職場で働き始めてから

早数カ月がたちました。

これまで自分が

発達障害であるということを

知ることなく、

約10年間普通の人と同じように

社会の中で働いてきたわけですが、

その中で様々な失敗や

うまくいかない部分がありました。

そういった仕事の中の

失敗やほかの人との違いから

「自分は発達障害なのでは?」と

はじめて気づくことになりました。

そこで今回は

新しい職場環境に慣れてきた今、

環境には慣れたど

やっぱり普通に仕事をするのは難しい

と感じた部分と、

その中で

大人の発達障害を抱える私たちが

少しでも辛い…と感じることなく

仕事をしていくにはどうしたらいいか?

ってことについて

考えていきたいと思います。

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自分のどの部分が発達障害の特性なのか?

私は昨年に発達障害の中でも

ASDであるという診断を受けました。

ASDという診断を受けるにあたって

自分自身のこれまでの生活の中で感じてきた

コミュ力の低さであったり

対人恐怖症と言えるくらいの

他者に対する恐怖心があることから

医師から

「おそらくASDですね」

という診断を受けました。

ただ、

病院へ行って自分が

どのような症状で困っているのか、

何が他の人と違うのか、

どんなことが日常生活で支障をきたしているのか

といったことを

詳しく言葉に表して伝えることは

非常に難しく感じました。

それに

自分自身が感じる

他の人との違いや違和感などが

どこからどこまで

障害によるものなのかもわかりませんし

そもそも発達障害の

特性というもの自体を

いまいちよく理解できていなかった

ということがあったため

これまでの社会人生活の中では

「ダメ人間」というレッテルを

自分で自分に貼り付けていたように思います。

ただ、

診断を受けて数カ月がたち

環境も新しく変わって

”発達障害”という観点から

自分自身を見つめなおす機会が増えてきたことから

自分の中の”障害者な部分”

少しずつ分かるようになってきました。

▼併せて読みたい▼

>>長時間労働が無理な私が生きていくために身につけたスキル

仕事中で感じるもどかしさ

私が障害の特性を

強く感じるときというのが

仕事をしているときです。

私は昨年の夏に

前勤めていた会社を辞め、

3か月間のニート生活を送った後に

現在のアルバイト先である

回転寿司屋の仕事を始めました。

前職と今のバイトの間の期間には

特に障害による息苦しさを感じなかったのですが

いざ仕事を始めてみると

日々の中の見えない障壁が

浮き彫りになってきます。

そこで、

普段どんな部分に

生きづらさを感じるのかを

まとめてみたいと思います。

しっかりとした指示を受けないとうまく動けない

まずはコレ、

「この仕事をやってほしい」という

しっかりとした指示を受けないと

うまく動けないということです。

これに関しては

発達障害の特性として

様々なところで挙げられている

臨機応変な行動が苦手

という部分に当たると思います。

例えば

今の回転寿司屋の仕事で言うと

自分が受け持っている仕事が暇なときに

他の人のポジションが忙しくなっても

手伝いに行けない、

手伝いたいのはやまやまだけど

どのタイミングで手伝うべきなのか、

余計なことをしてしまったらどうしよう、

そもそも自分がやっていることを

置き去りにして(置き去りにしても問題ないくらい暇なときであっても)

ほかのポジションを手伝うのはどうなのだろう、

誰かに怒られたら嫌だな…

と、様々な可能性が

頭の中で繰り広げられることで

思い立ったはいいけど

行動できないことが多々あります。

指示役の人や他の人から

「ちょっと○○さんのところ手伝ってあげて!」

と言われたり、

こういう場合には必ず手伝いに行く

というように

自分の中で行動が

マニュアル化できていればいいのですが

そうでない場合は

明確な指示がないと動けないことが

ほとんどです。

言葉だけの説明では相手の意図通りに理解できない

数か月間仕事をしていると

自分が普段受け持っているところ以外にも

様々なポジションへ

お手伝いに行ったりします。

お手伝いに行く先というのは

たいてい忙しいポジションであり、

人が足りないがために

自分が派遣されていくわけで

そういった場合、

お手伝い先を受け持つ

ベテランさんからお仕事を教えて

もらうことになるのですが、

お手伝いを必要とする

ポジションというのは当然のことながら

慌ただしく、そして忙しいため

たとえ初めてする仕事でも

一から十まで丁寧に

仕事のやり方を教えてもらう

ことはできないのです。

そうなってくると

「これを斜めに切ってこの入れ物に入れてっ!」

といったように

言葉で説明されます。

私の場合、

一度見たことあるものや

やり方を教えてもらえたことに関しては

何となくイメージが付きますし

ほとんど忘れることもないのですが、

やり方も知らない、

完成形がどのようになるのかもわからない場合には

言葉のみで説明されても

イメージがわかないですし

切ったものを入れ物に入れるにしても

縦方向に入れる、横方向に入れる、

重ねて入れる、特に気にせず適当に入れる…

などなど、

選択肢というのは無限にあるため

どのように仕事を進めていけばいいのかが

分からなくなります。

なので模範を見せてもらったり

わからない部分をもう少し

詳しく聞くことができればいいのですが、

ベテランさんは

話しかけるのをためらいたくなるようなオーラで

猛烈に仕事をしているため

非常にセンシティブな私は

「これまでの経験から一番妥当と思われる選択肢を選ぶしかない…」

と、自分なりに考えて仕事をすることで

その場をしのごうとします。

しかしそうすると、

たいていの場合相手の意図したことと

別のことをして

二度手間を踏ませてしまうのがオチとなるのですが…。

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失敗を重ねることで自分を責める

このように

臨機応変に動けなかったり

相手の意図する通りに指示が理解できなかったりと、

仕事をしていると

様々な失敗とそれによる

”自分はダメな人間”というストレスが

積み重なっていきます。

特に私の場合は

劣等感や承認欲求が人一倍強く

人と自分を比べてしまう部分があるため

「○○さんはいつも臨機応変に動いているのに自分はなんでうまく動けないんだ…」

とか、

「あの時他の人を手伝うことができればみんなから認めてもらえたかもしれないのに…」

といったような

”自分=ダメ人間”というレッテルを貼るとともに

満たされない承認欲求に苛まれることになるのです。

失敗を”失敗”と思うのではなく”障害”であることを認識する

社会の中で仕事をするとなると、

障害のことを打ち明けて

オープンで働くにしろ、

特に職場に告げることなく

普通の人と同じように

クローズで働くにしろ、

発達障害者というのは職場の中では

圧倒的少数派です。

そんなマイノリティである私たちが

自分の失敗や仕事ぶりを他の人と比べることで

ダメな部分が浮き彫りになるのは

考えてみれば当たり前の話なのです。

なのでまずは

人と比べて劣等感を感じたり

自分を責めて更に落ち込むのではなく

自分自身の障害をしっかりと認識する

若しくは

発達障害・定型発達に関わらず

完璧にできる人はいないと、

自分自身の失敗を

受け入れてあげることが

必要かもしれません。

発達障害というのは

グレーであればグレーであるほど

社会に適応できてしまうため

自分自身も周囲からも

障害と分かりずらく

そのしんどさが理解されにくいですが

自分はアスペだから

他の人と同じようにコミュニケーションが取れなくて当たり前、

臨機応変に動けないのは

発達障害の特性の一つなので

これはしょうがない事、

というように

障害を障害と受け入れることで

キャパオーバーを未然に防いだり

落ち込んだり悩んだりして

自分を苦しめることも少少なくなるのでは?

と、考えています。

▼併せて読みたい▼

>>自分は何者?私の発達障害レベルがグレーではないと気づくまで

まとめ

今回は

バイト生活の中で壁になっている

障害の特性と

うまくいかないことがあったときの

考え方についてお伝えしました。

こういった失敗をして

「なんでこうダメなんだ!」と

思う時点で

まだまだ自分でも

障害を障害と認識できてないなと、

感じています。

今後の生きづらさを解消するためにも、

自分らしくのびのびと生きていくためにも

うまくいかないことがあっても

それは当たり前なんだと

まずは受け入れ

その分

自分が得意とするフィールドで

思う存分自分らしさを

発揮できたらと思います。

その時のために

落ち込んだり悩んだりして

あまり気力・体力の消耗は

避けていこう、

そんな風に思います。

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