【社会不適合者向け】転職回数が多くても悲観しなくていい理由

 
これまで仕事を始めてみるはいいけど
ことごとく転職を繰り返すはめになった私…。
 
 
勤めている職場が
様々な理由から辛くなり、
 
その度にGoogleへと検索をかけるのが日課となっていました。
 
 
「25歳 転職回数 3回」
「入社3ヶ月間 辞めたい」
「仕事 続かない 甘え」
 
といったネガティブワードの数々を
検索窓に打ち込んでは
 
自分と同じように
仕事でうまくいってない人がいるはず、と
 
自分で自分を肯定するために
ネット上で自分と同じような悩みを抱えた仲間や、
 
自分以上に転職を繰り返しても
全然人生へっちゃらだぜ
と、言っている猛者を探そうと
 
目を凝らしつつスマホやPCを
眺める日々が続いていました。
 
 
 
しかしながら、
 
30歳を過ぎて
正社員として働いた経験がないばかりか
 
仕事もろくに続かない 
私のような境遇の人は
ネット世界の中でも珍しいようで、
 
「仕事が辛いのは当たり前」
「そんなことも続かないようじゃどこにいっても行き場はない」
「もうあなたの年齢で仕事を探そうと思っても見つかりませんよ」
 
といった
まさに心がうちひしがれるような、
 
「それは重々承知なのですが
それでも希望を持ちたいと思って
ネットに助けを求めているのですよ、
…でもやっぱ私はダメ人間ですか…。」
 
と、更に絶望に拍車をかけるような
コメントを目にする事になるのです。
 
 
そして、
 
「自分は忍耐が足りない、甘えているだけなのだろうか…」
 
といったネガティブ感情でいっぱいの
負のスパイラルへと
足を踏み入れてしまうのです。
 
 

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仕事をすぐ辞める自分はダメ人間?

 
世界の中でも比較的豊かで
先進国としての地位を
かろうじて維持している
ここ日本ですが、
 
すでに成熟しきって伸び悩む経済状況、
 
 
そして
今後来るべく超高齢化社会に備えて
 
 
現実のリアル世界では
周囲を見渡してみても
 
自分と同じように
30歳の時点でフリーター生活、貯蓄ほぼなしという
 
勇気ある生活を送っている人は
なかなか見当たりません。
 
 
私の周りが
堅実に生活を送る事ができる人で
溢れているだけ、そんな可能性もあるかもしれませんが、
 
周りと自分を比べる度に心の中に
沸き起こってくるのが
 
「自分はダメ人間」
 
というレッテルです。
 
 
 
仕事が続かない=忍耐力がない
 
仕事をすぐ辞める=ダメ人間
 
仕事が嫌になる=ただの甘え、もしくは逃げ
 
 
このような方程式が
頭の中に浮かんでは消えを繰り返しているわけです。
 
 
 
しかしながら
再三このブログ内でもお伝えしてます通り、
 
ここ最近で
周りの人と自分の決定的な違いについて
気づくことになったのです。
 
 
 
それは、
 
私は発達障害を持っていた
ということです。
 
 
 
仕事をすぐ辞める事に関してもそうですが、
 
 
なんとなく周囲の友達や
職場で働く同僚と比べて違和感を感じていたのですが、
 
 
それは発達障害による
思考回路の圧倒的な違いと
それによる生きづらさによるものだったと
 
今では考えています。
 
 
 
感じ方や考え方、価値観が
”普通”という概念からずれてくると
 
ちょっとした
生きづらさが日常の中に
生じてきます。
 
 
雑談ができない
 
言葉を言われた通りに受け取ってしまう
 
変な勘違いをする
 
笑顔じゃない人はみんな怒ってるように感じる
 
などなど。
 
 
そういった小さなことが
やがては仕事が辛くてできなくなってしまうまでに
自分の中で大きくなっていくのです。
 
 
 
そんな私が
これは障害が原因である
という事実に気づいたのは、
 
自分の忍耐力がないだけ
と、責め続けていた部分を
 
そうじゃなかったんだ、
こうなることは必然であって
しょうがないことだったんだ
 
と、自分自身を肯定するための
材料にすることができたわけです。
 
 
 
これまではこんな風に
社会に適応してこれなかった自分に対して
 
負の感情の以外を
抱くことはできなかったのですが、
 
ここ最近では
ちょっと変わってきて
 
「アスペは転職を繰り返しても悲観する必要はない」
 
そのように思えるようになってきました。
 
 
 
▼関連記事▼
 

アスペルガーの社会攻略術

 
自分は発達障害ということがわかってから
同じように障害を抱える人や
 
生きづらさの中で日々の生活を送る人たちと接する機会が多くなりました。
 
 
 
そんな中で
特に感じるのが
 
同じ発達障害でも
個人によって特性は全く違う
 
ということです。
 
 
なので
 
社会攻略法と銘打ったとしても
すべての人にとっての攻略法と
なりうるわけではないかもしれません。
 
 
しかし、
 
転職回数が多い=悲観的事実
 
の方式は全くもって当てはまらない
ということはわかっていただけると思うので、
 
 
よかったらこの先も読み進めてみてください。
 
 

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転職を繰り返すことで自分の苦手を把握できる

 
まず、
 
私たちアスペルガーにとって
転職を繰り返すことで得られる
一つ目のメリットですが、
 
苦手項目の把握
 
です。
 
 
 
これまで人生を送るなかで
自分でも痛いほど感じるのが
 
「自分に何が向いていて何が不向きなのかがわからない」
 
ということです。
 
 
これまで私は
超絶コミュ障な性格から、
 
なるべく人と接することがない
仕事の方が向いているだろうと思い、
 
 
誰にでもできる単純作業や
黙々と作業をこなすことができる
工場の仕事を選んできました。
 
 
 
確かにそういった仕事は
できないことはなかったけれど、
 
圧倒的に私にとって不向きな
職種でした。
 
 
一日のほとんどを
同じ作業の繰り返し、
 
なんの刺激もなく
眠気に耐えるのがなによりのタスク
というような絶望的な日々は、
 
 
私にとって苦行以外の何者でもありませんでした。
 
 
 
しかし、
 
そこでも私は
 
「こんな簡単な仕事にも耐えられないとは…なんてダメ人間なんだ」
 
とか、
 
「接客がダメなんだから工場で単純作業するしかないじゃん」
 
とか、
 
 
今の自分が聞いたら
無駄にスパルタな考えを改めて
とっとと辞めてしまえ
 
と言いたくなるような
自問自答を繰り返していたのです。
 
 
そして、
 
実は私には工場の仕事が合わないと気づいたのは、
 
 
レストランのホール業務や
オフィスでの事務仕事を経験してからでした。
 
 
別の世界を知ることで
自分には他にもできることがあると
分かることができるし、
 
 
実際にやってみることで
「思ってたんと違う」ということに
気づくこともできるのです。
 
 
 
 

転職により蓄積された経験を味方につける

 
転職を繰り返し
様々な職場で仕事をするなかで
 
その分広く浅くではありますが
人より多くの経験を得ることができます。
 
 
私の場合だと、
 
教えられた通りにしか
仕事を進めることができず
超絶要領の悪い性格から、
 
 
人の数倍時間をかけて
やっと終業前の掃除を終わらせる
ということが当たり前で、
 
 
その度に共に働く人からは
注意を受けたりイライラされた雰囲気を醸し出され、
 
非常に居心地の悪い
日々を過ごしてきました。
 
 
そういった中で
怒られたり小言を言われたりすることがあるのですが、
 
 
一度注意を受けた事柄に対しては
二度と(というと言い過ぎかもしれないけど…)忘れることはありません。
 
 
 
すると、
 
例え全く別の職場へ移ったとしても
 
体に染み付いた
これまで経験した仕事の数々や
 
過去の注意を受けたという記憶が
トラウマのように蘇り、
 
 
今の仕事と過去の仕事で
リンクする部分があった場合
 
頭で考えるよりも先に
体が動くようになるのです。
 
 
例えば、
 
完璧主義で少しの事を気にする性格の私は、
 
 
弁当屋のバイトで
床の掃き掃除をしていたときに
 
いつまでも細かいゴミをとるのに
固執していました。
 
 
 
それを見かねた30も年の離れたベテランのおばちゃんから
 
「もぉ~、いつまでやってんのよ!とっとと終わらせてくれる!?」
 
 
と、威勢よく怒られたのがトラウマとなり、
 
お陰で今の職場では
「気にしなくてもいいことを気にしすぎると逆に怒られる」
ということが頭にインプットされているため、
 
完璧を求めすぎないで
仕事ができるようになりました。
(ただ、省くべき箇所を誤ると更なる痛手をみるので慎重な判断が必要…。)
 
 
それ以外にも
 
わからないことがあったら
逐一報告するのが好まれる職場環境があること、
 
 
逆になんでもかんでも聞きすぎると
「俺に聞けば何でも解決すると思うなよ!」
と、怒られてしまうパターンがあるということ、
 
 
上司というものは大抵気分屋なので
機嫌が悪くても気にしなくていいことなど、
 
 
様々な経験を積むことができます。
 
 
そんな経験は
一ヶ所で働けば大抵分かるだろ?
 
と、思う方もいるかもしれませんが、
 
 
私の場合
転職を繰り返して様々な
職場を経験することで、
 
私の考察は間違っていなかった、と
確証を得ることができるのです。
 
 
▼併せて読みたい▼
 

挫折の多い人生でも確実に成長はできている

 
転職することで
様々な経験が得られるし
 
それによって自分自身をレベルアップ
させることができる
 
ということについてお伝えしてきました。
 
 
ただ、
 
どれだけレベルアップしたとしても
私のようなアスペルガーは
 
できることとできないことの差が激しく
 
すべてを定型の人と同じように
こなしていくというのは
難しいでしょう。
 
 
そのため、
 
 
今の職場では
レベルアップした自分を
実感できている私も
 
つい半年前までは
なにもできない人間…と、
 
失望感に満ち溢れていました。
 
 
そのため、
 
社会のなかで働くという道を選ぶ場合には
自分に合った仕事や職場環境を見つける事が1番のポイントになってくると思います。
 
 
 
いまだに
 
石の上にも三年文化が
世の中を支配している日本では、
 
なかなか
「今の仕事が合わないので辞めさせてください」
と言うのも
 
そのあとに転職先を見つけるのも難しい環境にあるがために
 
転職に踏み切るには
なかなか勇気がいるように思います。
 
 
それにより
仕事を辞めたいと思った瞬間、
 
何かとんでもない悪事でも働くかのような
大変申し訳なく情けない気分に襲われてしまいます。
 
 
 
運良く少ない転職回数で
無理なく働ける職場が見つかれば
これ幸い、といった感じですが、
 
私のように
なんとなく合う職種を見つけるまでに
10年以上を要する場合だってあるわけです。
 
 
過去の私のように
転職を繰り返して罪悪感や挫折感でいっぱいだ!
 
という方は、
 
 
今回お伝えしたように
転職をしまくった結果
得られることもあるという
ってことを参考にしていただければと思います。
 
 
転職によって年収が半分になっても、
 
肩書きが正社員からフリーターに変わってしまっても、
 
合わない仕事や環境に
縛られていたあの頃よりは幸せと感じています。
 
 
これは強がりでもはったりでもなく。
 
 
もちろん転職を繰り返さなくて済むならば
その方が無駄な体力も使わないし
気力の消耗も防ぐことができるため
 
良いに決まっていますが
 
 
諸々の事情から
やむを得ずに転職を繰り返すことにった
場合だってあるわけです。
 
 
 
長く働きたいけどそれが無理だった、
 
私も含めですが
そういう人もたくさんいるでしょう。
 
 
そういう場合は
仕事をすぐ辞めた
というネガティブな事実にとらわれるのではなく、
 
そこには確実に
メリットも存在するのだ
ということに目を向けることをお勧めします。
 
 
 

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